お役立ち情報
羽毛布団のキルトの種類と構造
羽毛布団のキルトの役割
キルトされていないと詰め物である羽毛が一か所に偏ってしまい、薄くなってしまった箇所の保温力が保たれなくなってしまいます。
またキルトすることにより、空気層をつくったり、体に沿いやすい羽毛の保温力を逃がしにくい羽毛布団になります。
羽毛布団のキルトの種類
立体キルト
キルティングにマチをつけて、ひとつのマス目を箱状に区切るキルト構造です。
縫い目部分にも羽毛が入っているのであたたかく、羽毛が片寄りにくいというメリットもあります。
羽毛布団で最も一般的なキルト構造です。
二層式立体キルト
二層式立体キルトはキルトを二層にしたもの。
縫い目の谷間を裏表で互い違いになるように作られたものが多く、縫い目から熱が逃げにくいので保温性が抜群です。寒い冬でも大変あたたかく眠れます。
平面キルト(タタキキルト)
側生地の表と裏の生地をそのまま縫い付けるキルト。
作るのが比較的簡単なので安価で手に入りますが、縫い目に羽毛がなく、立体キルトに比べるとあたたかさを保ちにくい構造です。
また、体にフィットしにくく、保温性に劣ります。